社長の小言

突然やって来る

どうも、長谷川です。

入学式が終わってまだ間もない頃でした。

学校に行く時間までのいつもの時間。

私はリビングではなく別の部屋に居ました。

もう一つのTVが置いてある、こじんまりとした比較的落ち着く部屋で、お決まりの朝のTV番組を見ていると、母親が部屋の扉を開けに来てこう言いました。

「いつまでもTV見てないで早く用意して学校へ行きなさい!」

普段から毎日言われていた言葉。

ただ、その日の私には全く違いました。

何故だかわかりませんが、体の内側から湧き上がる抑えられない感情にあっという間に埋め尽くされます。

「うるせーな‼︎わかってるよ‼︎」

突然持っていたTVのリモコンを投げつけて部屋を飛び出しました。

母親は唖然。

父親はその時それを見て激怒していたと思います。

その日から学校での生活態度も急変して行きます。

親に対してしたように、学校の先生に対しても激しく当たり散らします。

つい数年前まで親と一緒に外出をして、手を繋いでいた子供です。大人しいタイプではありませんでしたが、突然キレたりすることはなかったと思います。

周りの大人達も突然の事にわけがわかりません。

私の思う反抗期のイメージは、本人ですらわけもわからず突然やって来るもの。

ただ、当時の私は、それを不思議とおかしな事だとは思っていませんでした。

周りにも同じように感情的に行動している友達もいましたし、根拠はありませんが自分は間違ってはいないと思い込んでいたのです。

自分は正しいと信じきっていたのです。

この「思い込み」こそが思春期特有の感覚だと思います。

今では中二病なんて言われたりもしていますが、表現に違いはあるもののベース部分は同じだと思います。

「自己主張」「過剰な表現」「見栄」

今となれば幼稚だなぁと思えますが、思春期の私にはその感情のバランスをとるのが本当に大変でした。日常が苦痛でした。

子供なりに様々なストレスを抱えて生活をしていたのだと思います。

全ての不満に堰を切ったように感情が溢れ出します。

何故わかってもらえない?

何故そうなる?

何故自分だけ?

何故…何故……

心のバランスをとれずに人を傷つけ、自分自身も傷つきました。

続く^ ^