社長の小言

偶然⁈

どうも、長谷川です。

心の病を抱えた様な状況が長く続いて行くと当然の様に周りだけではなく自分にも優しくなれなくなります。

あの当時、自分を見失っていた私は正直生への執着はありませんでした。

やることなす事上手くいかず、全てが嫌で「この状況を早く終わらせたい」

その一心で、もがき疲れて無気力状態でした。

学校はもちろんの事、学校外においても問題行動を繰り返すようになり、他人だけにとどまらず自分までも傷つけ出した私に対して、母親は遂に周りに助けを求めました。

それは私のような人間の為にある「カウンセリング施設」でした。

きっと藁にもすがるような気持ちで母親はそこへ託したのでしょう。

確か中学2年生の秋頃でした。

カウンセリング施設は当時神奈川県警察の中に設置してあり、ちょうど学校においてクラスメートとのいざこざが原因で警察にお世話になるような事をした私を、母親はカウンセラーに相談しに神奈川県警察まで連れて行きました。

中に入ると当時は絨毯が轢かれた広いホテルのロビーのような印象でした。そこをうろつく暇もなくすぐさま1人の女性が話し掛けて来ました。

非常にフランクな女性で、私のような少年に「慣れている」ような印象を持ちました。

「長谷川君、待っていましたよ^ ^」

私は警察で自身の行いに対して何かしらのお咎めを受けるつもりで赴いたつもりでいましたが、むしろその女性にお客様の様に迎い入れられた事に困惑していました。

母親はというと、私がその女性に会ってすぐに宜しくお願いしますだけ伝えて別室へ消えて行きました。

女性に言われるがままエレベーターに乗り込み、上に上がって行くのを待っているとその中で女性が私にこう言いました。

「大丈夫、長谷川君の為にお母さんも私も今日ここにいる。長谷川君を傷つける様な事はしないよ、いつも通りでいいからね。」

母親から似た様言葉は実は何度も言われていました。

来る日も来る日も

お母さんは学を信じている。

思っている事を話して欲しい。

助けたい。

今なら心に響くものも、その当時の少年は「俺の何がわかるんだ」

の一言で全て掻き消していました。

しかし、その女性からエレベーターの中で言葉を投げかけられた時に、ぼんやりと感じた事があったんです。

「?……⁇いつも通りでいいのか⁈

それって俺を信じている?試されてる⁈

母親の言葉と同じって……。偶然じゃない⁈」

内心めちゃくちゃ焦っています。

その女性がカウンセラーである事はエレベーターを降りて、フロア内の一角にあるこじんまりした部屋に入ってから言われました。

女性「私は長谷川君のカウンセラーとしてお願いをされています。これから毎日学校が終わってからここに来て私と話しをしてもらいます」

私「⁇俺はおかしいって事か⁈」

女性「おかしくはないよ^ ^」

私「いやだと言ったら?」

女性「長谷川君の気持ちを尊重するけど、誰にも言えないような事があるなら話せる機会にはなると思うけど?何もないなら来なくてもいいよ。」

こうして私のカウセリングか始まりました。

続く〜^ ^