オンリーロンリーワン

どうも皆さんこんにちは

長谷川です。

中学も終わりに近づいてきた時、自問自答を繰り返し疲れきってはいましたが、自分の中にある1つのシンプルな感情がようやく見えてきました。

「認めて欲しい」

自分の存在や行動こそが「意味」を持っているんだと、誰かに認めて欲しいと切に願う自分がいました。

そして、頭の中ではこれまでの嵐のような日々が嘘のようにとても穏やかで静かな時間が訪れ始めました。

頭の中ではね^ ^

ここ大事なところ☝️(笑)

今までのツケがあるのでそう簡単に上手くはいきやしません⋯⋯。

高校生活でちゃんと返ってきます(汗)

そこについてはまた後日^ ^

中学生最後の時期には周りの人達にも徐々に心を開いて接するようにもなり、これまでとは明らかに違う「普通の学生生活」を中学最後の時期に少しだけ経験出来ました。

3年生終盤で高校進学を決めて(進学を考えていませんでした(苦笑))受験勉強を急ぎ足で行い、何とか高校進学も決まり私自身も誇らしく思いながら激動の中学生を無事卒業しました。

多くの人にただただ迷惑をかけて傷つけて

裏切り恨まれ失望させて、自分を取り戻しました。

ダメな部分だらけだけど、そこに気づいた自分を認めて欲しいと思うのはおこがましいかもしれません。

でも、ここで皆さんに問いたい。

ただ自分らしく日々を過ごしたい。

ありのままの自分でいたい。

そう思う事は罪ですか?

優等生じゃなきゃダメですか?

私は劣等生で十分だと思っています。

そこまでの過程を含めて他者に認められてこそ私は感謝する事を覚えたのだと思います。

自分の弱さを人に見せられる人を見て私はあ〜あの人は強い人だなぁと思うタイプです。

失敗を恐れず自分の信念を貫く人を見て私は尊敬します。

変わり者のはみ出し者がオンリーロンリーワンです。

実は人の心を掴み動かせる人ってこういう人じゃないのかなぁ?と感じ始めた15歳の春でした。

続く〜^ ^

心のずっと奥の方

どうもこんにちは

長谷川です。

唐突ですが、私は純粋で素直な人間です^ ^

はっきりと言い切れます。

もしそうでなくても、純粋で素直な人間でありたいと常日頃から想って生きています!

それが私の最大の個性であり本質だと自負しております。なんといっても自分の事は自分が一番理解していますから^ ^

ただ、これは良い面と悪い面両方が混在する事も忘れていません。10代中頃を過ぎるまでは、まるでわかってはいませんでした。

私は以前のブログで犯罪などの過ちを犯す未成年や不遇な環境に苦しむ人たちについても彼等はおそらく純粋であるだろうと述べました。

要するに、はみ出し者はみんな純粋なんだと思うんです。実際の社会はそれでは生きづらいのはみなさんも感じているのではないでしょうか?

純粋が故に何色にでも染まってしまう。

善にも悪にもなりうるんだと思います。

バランスが大切ですね。

自由と規律のバランスです。(←これについてはまたいつかきちんと話したいと思いますが、今回は一度置いといて……^_^)

だから、一人ひとり向き合って語り合って、分かち合うことで、少しずつ光の方へ、すなわちそれぞれの正しい道へ近づけるようになるはずです。

これはもし身近にあっ、この人はちょっと変わってるな。と思える人が居たとして、そこで放っておいては何も解決はしないのではないでしょうか。

諦めたらそこで終わりだと思います。

はみ出し者は悪でしょうか?

はみ出し方にも限度がありますが、その答えは「NO」です。

以前述べましたが、

私の母は決して諦めませんでした。母の中では私と向き合う行為が善だったのか、もしくはそれを考える余裕もなかったのか、そこに選択肢すらもっていなかったかもしれませんが唯一、諦める事だけは何があってもしていなかったのは私が知っています。

私は、「彼ら」と同じように当時は何で生まれて来たんだと毎日自問自答していましたし、来る日も来る日も闇の中にいるようで、自分の存在理由を否定して生きていました。

ですが、自問自答を繰り返すうちにその事が悪い事ではないと思うようになりました。

それは心の奥の方での気づき。

この時間は実はすごく貴重なのではないか?生きる意味を求める事自体に意味があるのだろうか?周りの同級生の中にこの「時間」の中にいる人が一体何人いるのだろうか?

まるで心のずっと奥の方に辿り着いたような気持ち。(今の若い人は知らないかなぁ?是非ザ・ブルーハーツを聞いてみてください。彼らこそが私の思う「純粋の極み」です!)

これってきっと特別なこと。

もしかしたらこれこそが自分の求めていた「自分らしさ」なのではないだろうか……。

そうしてこの自分の世界を現実社会に照らし合わせる作業を繰り返します。

数々のシミュレーションを頭の中で行うのです。

イメージに次ぐイメージの連続。

発想を巡らせる事こそが自分の特徴……か?

そんな私は大人になった今でもよく言われる事があります。

「君は多くを語らないからたまにわからない」

…………はい。その通りだと思います^ ^

言葉で伝える事に重きを置いていないからでしょうか。かなりの確率で自分の人様に対する印象に誤解を与えているのは十分承知しています。

こうして書き綴っているのは1つの結論を出すまでに至ったからです。

簡単です。

これが自分だから。これこそが私のアイデンティティの根源。自分たる所以。

多少の否定でブレるような弱いものではありません。

他人にはない自分だけが持つ強みの一つ。

自信の源です。

これを否定する事自体が人生において最も無意味な事だと気づいたからです。

だから書きます^ ^

このブログを読んでいる方にもしもご自身の事や子供の事、周りの大切な人の事で悩まれている方がいるのであれば少しでも視野を広げる事や、気づきのきっかけになれば私は本当に嬉しいです。

続く〜^ ^

血縁

どうも、長谷川です。

ご無沙汰しております!

私の小言もかなりの間が空いてからの再開です!

なんせ小言ですので気まぐれにいきたいと思います(笑)

私には4つ上の兄がいますが、思春期のその当時も兄は兄で思春期です。

これもまた激しくぶつかり合いました。

小学生の頃はいつも兄にベタベタして一緒にどこでも行きたがる弟でした。

それが突然思春期とともに一気に溝ができてしまいました。兄は母親っ子です。私はその母親と衝突しました。兄との関係もその事が大きな要因の1つだと思います。

自分でもどうする事も出来ずに距離を置いて生活するようになりました。

母親と仲良くする兄に対してどこか羨ましくもあり、嫉妬のような想いも抱いていたのだと思います。

今でも思う事ですがTVや周りの人達の中でも仲のいい兄弟の様子が美談として語られる事がよくありますが、私はあれが羨ましくて仕方がありません。

はっきり言えることがあります。

いくら親兄弟と言えど、心が全く通わない事も普通にあるのです。

血が繋がった人間なんだから、と親戚やご近所さんからも言われましたが、お互い見ている景色が違い過ぎました。

私の母型の祖父は茨城県で病院を営む立派な医者でした。

帰省する時も駅からタクシーで向かうのに運転手さんには「○○ですけどわかりますか?」と言うだけで案内してくれます。

母親の弟も歯医者。姉は保護士、その旦那さんは裁判官(こんな事言っていいのだろうか?笑)

その息子も歯医者、娘は当時埼玉県の1、2を争う秀才で弁護士を目指していました。

食卓のテレビは常にNHK(笑)

私にしてみれば別世界の住人。

とても同じ血が流れているとは思えなくて、居心地が悪くて仕方がありません(汗)

兄はそんな血縁に特に違和感なく溶け込んでいました。

しっかり勉強をして進学することを念頭に置き、日々生活する事が当然だったのだと思います。素晴らしい事です。

が、私はそれと「同じ」がたまらなく苦痛でした。その景色は私には興味がありません。

当時、私の将来について親に留まらず親戚までもが私の行く末を暗に誘導するかのようにあーでもない、こーでもないと語りました。

でも「私の意見」は上の空の面々。

関係性は薄いのにただ血縁にあると言うだけで土足で入り込んできます。思春期の私にレールの上を歩けと強要する事は危険です。

そのことに早くに気づいていたのはやはり母親だったと思います。

いつしか母親の口からは将来についての言葉をさほど聞かなくなりました。

激しい反抗期のせいで目まぐるしく過ぎて行く日々に、さすがの母親もこの子は我々とは違うと認めざるを得なかったのかもしれません。

可能な範囲ではありましたが、やりたい事をやりたいようにやらせてくれる。

当時は全く感じ取れなかったのですが、今でもその事を思うと両親に感謝です。

そうなってから私は少しずつ自分のやりたい事を探し始めました。

孤独と言えば確かに孤独ですが、質の部分で全く違う孤独。

ポジティブな孤独感。

自身の未来予想図を描く為の誰も干渉することの出来ない1人の時間。

自分の内面を見つめる時間がその頃から1日の大半を占めるようになりました。

カウンセリングの先生からもそうする事を促されたのも影響していますが、その時間が自分にとって大切な時間になっていました。

そうした時間を作る事が習慣になり始めた頃私の中学生活も終わりが近づいて来ました。

続く〜^ ^

無償の奉仕

どうも皆さんこんにちは

長谷川です。

少し間が空いてしまいましたが引き続き私の少年時代を綴っていきたいと思います^_^

カウンセリング結果を受け、普段は怒りの感情に振り回されていましたが、その時ばかりは経験した事のない感情に涙が止まりませんでした。

当時を振り返ってみてわかる事ですが、私が思うに人は自身の存在を認められて初めて心の解放が出来るのだと思います。

以前少年犯罪について触れましたが、彼等の欲求は正に「自身の存在を認められる事」だと思うのです。私の経験上、そこに気付いてやれる大人はほんの一握りです。

どんなに間違った価値観がそこにあったとしても結果だけではなく、そこまでの「何か」に目を向けてあげれば、違う結果になったと思うんです。

はみ出し者はみんな純粋なんだと思うんです。

純粋が故に何色にでも染まってしまう。

善にも悪にもなりうるんだと思います。

だから、一人ひとり向き合って語り合って、分かち合うことで、少しずつ光の方へ近づけるようになるはずです。

私は何で生まれて来たんだ、生まれてしまったんだと毎日自問自答していました。来る日も来る日も闇の中にいるようで、自分の存在理由を否定して生きていました。

ですが、どんなに辛くても諦めたら終わりだと思います。それは自分も周りも含めてです。

辛い時期に私の母は私を諦めませんでした。辛いのは私だけではなく家族も同じく辛いのは後から知ります。

私は諦めていましたが、何度ぶつかっても母は諦めませんでした。

母の愛は偉大ですね。

なんといっても無償の奉仕ですから。

親も子も、互いの成長があって初めて成立する関係でしょう。親子であってもそれぞれの価値観、人生観があります。自分は親だからと奢り高ぶるのは間違いだと思います。

私の思う諦めないとは、変わり続ける事。その場にとどまっていては離れていくばかり。

母は常に私の落としていく手掛かりを拾い集めては考え、考え、考え抜いて見つけ出した物を私に提示していく。

そして、追いつきました。

初めは遥か果てまで離れて行ってしまっただろう私との距離を、母は自身の生活を維持しながら、時には様々な物を犠牲にして私の元へとやって来てくれました。

絶対に来ないと思っていましたよ。

でも来たんです。諦めずに私の元へとやって来たんです。

何度も言います。

様々な物を犠牲にして、時には重い荷物を抱えたままに私1人の為に走って来ました。

直接伝える事は出来ませんが、母には心の中でこう伝えたい。

「あなたにはきっと敵いません。もし自分があなたと同じ境遇である時に、最後まで諦めずにいられるかと思うと……。」

こんな事、誰でも愛する我が子だから絶対諦めないと言えばそれはあまりにも安っぽい話です。

決して簡単ではありません。

だって、無償ですよ?

素直に……私だったら絶対に嫌です!

続く〜^ ^

百獣の王⁈

どうも長谷川です。

カウセリングに約3ヶ月程通ったかと思います。

学校を休まず、さぼらず、3ヶ月通った事はそれまでありませんでしたが、カウセリングに行き出してから学校はおろかカウセリングも休まず行くようになっていました。

続ける事で自分でもやれる事はあるといった自信や、続けたからこそ感じ取れる実感みたいなものが自然と身に付いていました。

そんな事当たり前だと思われるかもしれませんが、決められたルールの中で自分がコントロールされているような感覚を持っていた少年は決まった時間に学校へ行く作業がたまらなく退屈だったんです。

そう思うと私にとってカウセリングは大きな一歩を踏み出すきっかけになりました。

今思うとこれが私の「スタート」だったと思います。

カウセリングの締めくくりにカウンセラーから診断結果としてこう言われました。

「先ず始めに、貴方の中にはライオンがいます。貴方はそのライオンを飼いならす事がまだ出来ていません。」

もし他の人がこれを言い渡されたらきっとくだらないと笑ったでしょう。

ですが私は言葉を失いました。

だって、この数年間、正にそれに悩まされていたのですから。自分の中の何かに。

いつでも「何なんだお前は?」「何をしたいんだ?」と聞かれるばかり。

それがわからないから壁にぶつかっているのに。

ライオンがいたのかよ⁉︎です。

カウンセラーから続けて

「みんな心の中には何かしらの象徴を持っている。優しさであったり怒りであったり、その人自身を衝き動かす原動力となる物があります。

それが長谷川君はたまたまライオンでした。ライオンとは例えですが、多くの人は一見凶暴性を思い浮かべると思います。

長谷川君はそれによってここまで苦しんで来たのでしょう。抑えきれない感情でしたね。

その一方でライオンには家族の主としての強い正義感と責任感があります。

長谷川君にとっての家族は血の繋がった親兄弟だけではないですね。大切な人全てですね?

そう考えているあなたの想いを、周りが無下に扱かう事であなたの自尊心が傷付けられる。そんな人達からあなたの事をわかったように言われる事もあなたはすごく嫌いますね。

なんでいつもこうなるんだと、こんなはずではないんだとずっと悩んでいます。

あなたはその事を恐れて常に衝動的に行動しています。加減も出来ていませんね?

そうして常に、外敵に対してアンテナを張り続けて自分の縄張りを守る。

正にライオンです。」

はい、ドンピシャです。

カウンセラー恐るべしです。彼女の掌で転がされています。

「でもあなたの事はあなたしかわかりません。あなたの自尊心を傷つけようと近づいて来る人がいたとしたら、それはもしかしてあなたにも問題があるかもしれません。

周りではなく、まずあなた自身を変えましょう。

凶暴性だけではあなたのすばらしさは伝わりません。人を傷つける事はあなた自身を傷つけるのと一緒です。少しずつライオンとしての正しい振る舞いを覚えなさい。

あなたの中のライオンはあなたしか飼い慣らす事は出来ません。

でも、長谷川君はここまでよくがんばったね。お疲れ様^ ^

だから、もうそろそろ自分を大切にしてもいいんじゃない?」

もう……返す言葉なんて無いですよ。

ただただ泣いていました。

でも、哀しくて泣いていたのではありません。

続く〜^ ^

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